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解明!クロガネーゼの手練手管のひみつ

へい、ジョニーでやす。
今日はみなさん気になっているはずの
うちの船長の口説きの実態をお届けしやす。

最近うちの船長は縫製をおぼえやして、
船の経済状況の改善が目的とうそぶいてやすが、
東南アジアの服のレシピも女性服しか持ってないんでやすからねぇ。
一目瞭然でやす。

おっと、また服を作ってやすよ。
あっと、出かけやしたぜ。
追跡しやす。

リスボン教会?
こんなところで、なんでやしょうか?
む、あれは副商会長のNamikaさん!?
ふむふむ。

<口説きポイントその1>
『待ち合わせは、人気はないが広いところで。』


そういや、船長、バティックと
ベルベットジュストコールって服を作ってやした。
どっちをあげるんでしょうか?
お、船長、なにか言ってやすね。
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随分、ケチ臭いことを言うんでやすねぇ。
なにが口説きストでやしょうか。
あんなんじゃモテやしませんぜ。
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小賢しい!
あんたは金の斧銀の斧の湖の精かっつーの!

<口説きポイントその2>
『何事も焦らせてから。でも、めいっぱい気前よく。』


・・・やってられやせんね。帰って寝ちまいやす。

<思い出の記念写真>
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真ん中にいる邪魔な人(商会長)は谷折して見えないようにしましょうwww


<待ち時間のクロガネーゼ>
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by busk01 | 2007-06-28 02:59

あぶない!フランシーヌ!

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クロガネーゼ(以下、ク)「ちょっと待て!」

フランシーヌ(以下、フ)「なぁに?船長?」

ク「なにやってんだ!」

フ「船員さんたちと鬼ごっこ。」

ク「ちょ、『船員さんたち』ってジョニーだけじゃないか。」

フ「あれえ?ほんとだ~。あはは!」

ク「ほんとだ~、じゃない!危ないじゃないか!」

フ「ごめんなさーい。甲板走っちゃ、めーだもんね。」

ク「・・・。んーと、まあ、その !? ジョニー、逃げるな!」

クロガネーゼはジョニーの襟首を掴んで、
事態が掴めずにきょとんとしているフランシーヌを尻目に
マストの陰に連れていく。

ク「ジョニー、貴様ってやつは年端も行かない子供を・・・」

ジョニー(以下、ジ)「せ、船長、誤解でさぁ。フランシーヌちゃんの方からで、あっしが誘ったわけじゃ・・・」

ク「ふん、どうだか。まあ、いい。なにかあったときにはコーネリアに言う。」

ジ「ひぃぃぃ、それだけは勘弁でさぁ!」

クロガネーゼは連れて行ったときと同じように
ジョニーの襟首を掴んでマストの陰から出てくる。

ク「仕事は済んだのかどうかジョニーに確認しただけだよ、フランシーヌ」

フ「ふ~ん。あ、甲板走っちゃダメだから、お馬さんごっこしようよ!」

「いかーん!」

フ「なんで?」

押し問答は、そのあとフランシーヌが
「お腹減った!」と駆け出すまで小一時間続いたのであった・・・。
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by busk01 | 2007-06-24 20:04

ネズミ掃除

「今夜、ネズミ掃除」

それだけ書かれた紙をレンブラントは持っていた。
船長室のベッドの上にいた白と黒の猫は
クロガネーゼがその紙の内容を確認し終えるのを待っていたかのように
一声なくと船長室から出て行った。

もちろん、レンブラントが船倉のネズミを退治するわけではない。
猫に退治はできても、その予定をメモによって知らせたりはできまい。

クロガネーゼ(以下、ク)「やれやれ、またか・・・」

この船には船員として現在のところ35人乗っている。
他の船乗りから比べると小さな所帯だ。
しかし、一枚岩とは言えない。
前回のような反乱めいた不満があったりというのは
当然発生するが、そのような偶発めいたものではなく、
最初から「ネズミ」として入り込む者もいるのだ。
それは政府からの密命をおびた者であったり、
酒場娘に横恋慕した者から依頼を受けた者だったり、様々だ。

ク「仮に私がいなくなったとて、自分に振り向くとは限るまいに・・・」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・夜半。

音もなく、静かに扉が開く。
ベッドには入っているが、クロガネーゼは眠ってはいない。
報告を待っていたのだ。
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ク「いつもすまないな。そこに秘蔵のシェリーがある。持って行ってくれ。」

ジョニー「・・・いただきやす」

音もなく、扉が閉まる。
足音もなく、気配が消えたことを
確認するとクロガネーゼは眠る事にした。

コーネリアやエマではできない仕事も存在する。
船乗りといえども綺麗事だけではないのだ。
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by busk01 | 2007-06-22 00:40

クロガネーゼ愛の1コマ劇場<第一回>

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「もうやり直せないのかな、俺たち・・・」


<モデル協力:スーパーモデルさん>

クロガネーゼ愛の1コマ劇場は
インスピレーションというか、勢いだけで
SSを載せていきたいと思います。

「こんなSSをクロガネーゼ様と撮りたい!」という
アグレッシブなお嬢様方の熱烈な希望も
私、クロガネーゼが全霊を持って実現させていきたいと思いますので、
どうかお気軽に声をおかけくださいw
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by busk01 | 2007-06-12 01:39

ある日のコーネリア姐さん

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クロガネーゼ(以下、ク)「フランシーヌもがんばってるじゃないか。なあ。」

コーネリア(以下、コ)「ああ、いい子だと思うよ。素直だし。でもね」

クロガネーゼとコーネリアの隻眼コンビが
晴れた空の下、甲板で風に吹かれいる。

ク「なにか不満か?」

コ「船長はあの子の能力を買って雇ったのかい?」

クロガネーゼはコーネリアの直視を避けるように
舳先のカモメを見ながら話している。

ク「も、もちろんだ。どういうことだ?」

コ「・・・ならいいさ。」

ク(・・・ふぅ)

コ「そうそう、さっきフランシーヌがぬいぐるみみたいなものを作ってたようだよ。ジョニーが「かわいいうさぎでさぁね」って声かけてたよ。」

ク「! あの野郎!吊るしてや・・・」

コ「そしたら、フランシーヌが泣いて部屋に帰ったから、船長は違う事言うんだね。じゃあね。」

フランシーヌが仕立師として駆け出しなのは、
コーネリアにはバレバレか。
じゃあ、ご忠告どおり違うことを言いに行こうか。

クロガネーゼは食堂に向かう廊下に
なにやら人影が倒れているのを見つけた。
ジョニーだ。

ク「またコーネリアになにか言ったのか・・・」

コ「・・・あたいがなんだって?」

いつのまにかコーネリアが後ろで仁王立ちになっている。
手には得物のオールだ。

ク「いえ、なんでもありません。」

コ「ん?ジョニーじゃないかい。ははーん。船長!これ、あたいじゃないよ。」

コーネリアはうつ伏せで倒れてるジョニーを
足で裏返す。

コ「・・・しゃがんだところを顎に打撃ってところかね」

ク「しかも、インパクト時に頭を固定されていたようだ。たとえば、頭を抱えて膝を・・・、!」

クロガネーゼとコーネリアは顔を見合わせると
ふっと笑いあった。

ク「どうしてどうして、うちの船のご婦人方は揃いも揃って個性的な方々のようだ。」

コ「特に守ってやる必要もないようだね。」

二人は首をすくめるとそれぞれの船室へ戻っていった。
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by busk01 | 2007-06-07 01:07

お針子さん、登場

ここはフランス、
マルセイユの酒場。
テーブル席にはクロガネーゼ、
ジョニーとエマが座っている。

クロガネーゼ(以下、ク)「おい、まだ食うのかよ」

ジョニー(以下、ジ)「へぇ。なにか?船長こそもう食べねえんでやすかい?」

エマ(以下、エ)「イレーヌさんが見てるからじゃないんですか~?」

普段、この町、マルセイユの酒場には
一人で来るようにしている。
邪魔されたくないのでな。
なぜ、今日は特別なのか?
そう、今日は特別なのである。

ク「大事な話がある。」

ジ「この、春野菜の、えっと、これ、くだせえ。」

ク「聞けよ!」

エ「・・・どうせ新しい副官なんでしょ~?」

ク「!」

メニューとにらめっこしていたジョニーも
思わず顔を上げる。

エ「セビリアでナターシャさんを降ろした時点でバレバレですよ~。コーネリアさんも連れてないし。」

ジ「船長だって怖いものは怖い、ってことでさぁね」

ク「うるっさいな。まあ、最初から話をするとだな、今、俺は縫製修行をしている。もちろん、船の財政改善のためだ。」

エ「そうですね~。結構、余裕が出てきてますね~。ありがたいです~。」

ジ「なるほど。船長が船長室に篭もっては翌日反物を持って出てくるんで不思議だったんでさぁ」

ク「恩返しみてえに言うんじゃねえ!で、独学には限界があると思ってな。」

エ「・・・それで、この娘なんですねぇ」

いつのまにか空いていた椅子に座り、
春野菜の、なんだ、ジョニーの頼んだ料理をつまんでいた娘、
そう、この娘が、仕立師フランシーヌである。

ク「そういうわけで、今日からこの娘も俺たちの仲間だ。」
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ジ「・・・エマさん、これ、どういう説明をしたと思いまさぁ?」

エ「推して知るべし、ね。コーネリアさんたち、来てなくてよかったわ~。ヒソヒソ」


ク「・・・ゴホン、そういうわけだから、みな仲良くするように」

フランシーヌ「よろしくお願いしまーす」

こうして、クロガネーゼの副官は
コーネリア、エマ、ナターシャ、フランシーヌの4人になったのである。
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by busk01 | 2007-06-03 20:56